お茶と出会いは、いつも一緒にやってきます。はじめましても、久しぶりも、いつも会う顔も。一期一会に、美味しいお茶を。
出島園の『ざいらい 百年樹』は、100年以上続く茶畑で植え替えをせず、同じ株が長い年月をかけて様々な品種と交配を繰り返してきた、まさに天然のブレンド抹茶。ひと株ごとに異なる品種とも言えるオンリーワンな香りと味わいは、複雑で奥深く、自然の力強さを感じていただけます。
長年受け継がれてきた『ざいらい 百年樹』のほか、国内最多クラスと言える7品種のシングルオリジンを保有しており、現在は京都、静岡、九州の品種を取り扱っています。抹茶は本来、品種ごとに味も香りも異なる個性があります。品種毎の個性豊かな味わいを感じて頂きたいからこそ、抹茶は、単一品種のみの茶葉を使い、混合(ブレンド)はせずに仕上げております。
出島園の茶づくりは、玉露の名匠と呼ばれる紫綬褒章受賞者、山下壽一がルーツになっています。大規模な茶園で作られる製法とは違い、その茶園に応じた土づくりから、手揉み製法を生かした製造技術まで。自らの目で確かめ、手で確かめ、その年の気候に合わせたお茶づくりを。山下名人に師事して培った熟練の技術と思いで、お茶の一葉、一葉を大切に育て、作り上げています。
こだわりの茶づくりの技術を買われ、南国ハワイの大学に招聘されて日本茶のレクチャーを行ったり、懇意にしていただいている飲食店、バーなどのイベントに参加させていただいたり、広くお茶を楽しんでいただけるような活動も続けています。
出島園がもう一つこだわっているのは、安心・安全なお茶づくり。残留農薬 US対応基準をクリアし、毎年1検体10万円ほどのコストをかけて、品種検査を行なっています。また、生育や土質にも影響する肥料にこだわり、微生物の独自培養や、BT剤使用を目標に掲げています。
とりわけ、日本に比べて海外の市場は安全性への注目度が高く、厳しい基準が設けられています。多くの海外のお客様とお取引を続けてきた出島園では、世界基準の残留農薬値をクリアした、安心・安全なお茶をご提供しております。
こだわりのお茶が定評を呼び、 ミシュラン星付きレストラン、老舗料亭、有名パティスリー、海外のショコラコンテスト用にと、多くの食のプロフェッショナルがご贔屓にしてくださっています。銀座のバー ミクソロジーサロンの抹茶カクテルや、ISSENKAの抹茶テリーヌ、京都 京級 茶房 金閣庵では、山下玉露と共に出島園の抹茶を使用していただいています。
また、品種毎の個性があるからこそ、趣向に合ったお好みのオリジナルのブレンドを創作することも可能。固定概念にとらわれず自由に、抹茶を楽しみながら御賞味頂けると幸いです。